4月8日スペイン音楽のたのしみに寄せて

昨日は2階iNVENTOにて、濱田先生による「スペイン音楽のたのしみ」第7回のイベントを主催しました。
 

(今回のチラシ画も吾愛さんの愛と味がたっぷりです)
 

今回は、カタルーニャの作曲家が3名(モンサルバーチェ、カザルス、カサド)とバスクの作曲家が1名(グリーディ)をテーマにしていましたので、会場内には開始そうそう北東スペイン、カタルーニャの温和な風がそよいでいました。
 

モンサルバーチェ(在りし日の作曲家モンサルバーチェ氏は、バルセロナで私の26歳の誕生日を共に祝ってくださった恩のある方!)の作品「カダケスのリディアのセレナータ」のフルートとピアノの調べから始まり、そのハーモニーの美しさは、二つとない卓越した彼のオーケストレーションでひときわ輝き。
 

続いて、平和という意味を持つ「パウ(カタルーニャ語)」、同じ意味の「パブロ(カスティーリャ語ー標準スペイン語)」は敢えて使わずにいた作曲家パウ・カザルスの、自分のためのチェロの作品は書かずに人のための作品ばかり書いていた愛に溢れるエピソードを聞き、平和を祈る抒情的なカタラン(カタルーニャの)旋律を慈しみました。
 

その次は、日本にも縁の深い作曲家カサド。彼の作品「ボアブディル王の嘆き」はモーロ人のため息に聞こえ、続く、山バスク(スペイン北部地方)の魂の響きかと思えるグリーディーの弦楽四重奏曲で、本日の会は締めくくられました。
 

いつものように穏やかな口調の滋郎先生。先生の選曲は、いつでも本当に素敵です。
 


 

今回は、カサドのセレナーデを新野由憲(にいのゆきのり)が、モンサルバーチェのイヴェットのためのソナチネを大背戸亜紀子が実演させていただきました。
 


(演奏をする新野由憲)
 

新野由憲(11歳)は、彼の人生公式戦初登板でした。「素晴らしかったです。聴きて全員が驚嘆と歓喜に湧きました。」「改めて、その舞台度胸に感嘆しました!分数チェロ可愛いし!いいアンサンブルを聴かせてもらいました」などと感想をいただき、にわかにサイン会まで沸き上がりました。微笑ましいこと!
 


 

3時間半にわたる本日の20世紀スペイン音楽をたのしむ集い、皆さまの温かさに溢れた会となりました。ご来場いただきまして、ありがとうございました。みなさまに楽しんでいただけたのでしたら、この上ない喜びです。そして、次回は盛夏8月5日(土)に決定、また下高井戸でお会いしましょう!
 

おまけ:今日の一句
君とカタラン(語らん)…濱田滋郎先生より…笑
 

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そこが人間、本当に、面白い。

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ミュシャ展

11:25 AM , 09/04/2017 4月8日スペイン音楽のたのしみに寄せて はコメントを受け付けていません。
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