PROFILE

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大背戸亜紀子プロフィール

東京・新宿生まれ。北京第一幼稚園卒。調布市立杉森小学校、神奈川県中郡二宮町立二宮小学校、二宮中学校を経て、桐朋女子高等学校音楽科及び桐朋学園大学ピアノ科卒。同ペダゴジカル・ディプロマコース修了。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院サマーコース、バルセロナ・マーシャル音楽院にて研鑽を積む。ピアノを多喜美穂、上野久子、アリシア・デ・ラローチャ、カルメン・ブラーボ・デ・モンポウ各氏に、スペイン音楽及びスペイン音楽史を濱田滋郎氏に、音楽療法学を日野原重明氏に師事。中学校・高等学校教員(音楽)資格、音楽療法士免許保有。
大学在学中よりスペイン・カタルーニャ地方の作曲家の音楽に魅せられ、演奏研究に没頭する。
1989年ザルツブルク夏期国際音楽祭にてジェルジー・シャーンドル氏にプロコフィエフとバルトークを学ぶ。1992年5月東京で行われたカタルーニャの作曲家フェデリコ・モンポウ記念コンクールにて第1位及びモンポウ夫人特別賞を受賞。バルセロナ・マーシャル音楽院に留学。同音楽院学長ラローチャ女史に手を握られながら伝えられた「あなたの手は小さくても、この柔らかさはピアノ演奏にとてもむいている」との言葉を宝物とする。モンポウ夫人カルメン・ブラーボ女史は、モンポウ作品演奏ばかりでなく音楽家人生の佳き師となり、同女史の他界間際まで共に過ごす。
一方、幼少時を北京で過ごした関係で中国民族音楽にも深い関心を持ち、1992年夏、北京において特に民族の歌(民歌)を李文珍、内蒙古芸術研究所の布賀朝魯、琵琶奏者の馮文慈各氏に師事。中国人演奏仲間をして「大背戸亜紀子と仕事をすると中国の香りがして懐かしい」と一様に言わしめる。
現在は、ソロ演奏家、協奏曲のソリスト、室内楽ピアニストなどの演奏活動の傍ら、コンサートやイベントプロデュース活動なども行う。ライフワークとして地域の文化活動にも意欲的に取り組む。特に、地域の子どもたちと音楽芸術を通して自主的かつ自由な表現力を育み合うミュージカル・ジャーニー(MJ)ピアノスタジオを運営し、未来へつなぐ取り組みを積極的に行うと共に、子どもたちと演奏し合うことを自身の心の糧とする。

好きな人:アリシア・デ・ラローチャ、アルド・チッコリーニ、マリア・ピレシュ、(以上、ピアニスト)、カルメン・モンポウ(音楽の母)、辰巳芳子(料理家)、タモリ、狐狸庵師匠、歌丸師匠、火野正平、三谷幸喜、笑福亭鶴瓶(敬称略)その他各氏。

 

 

音楽評論家 濱田滋郎先生による評

「紛れもない、詩情を奏でるピアニスト」
モンポウ夫人カルメン・ブラーボを日本へ招き、コンサート・シリーズ「モンポウ・フェスティバル」が催されたのは1992年5月のことだった。”スペインピアノの詩人”没後5年を期してこの催しの一環として「モンポウ記念コンクール」があり、幾人かの若いピアニストが技を競ったが、そのとき第一位を得、審査委員長ブラーボから格別の賛辞を贈られるとともに「モンポウ特別賞」に浴したのが大背戸亜紀子であった。この折、ブラーボは「俳句を愛し、鐘の音の余韻が好きだったモンポウの音楽は、日本人の感性によく合うのでしょうか。ほかのどの国のピアニストたちよりも、よく雰囲気をとらえた演奏が聴けました」と述べている。

大背戸亜紀子はやがてスペイン留学、その間、ブラーボはもとより、アリシア・デ・ラローチャからもレッスンを受けるなどして、モンポウのみならずスペイン音楽ないしラテン系音楽を表現するための技術と感性に磨きをかけた。たんに音符を負い、正確に奏でる以上のことを、すなわり音楽に心を与え命あるものとして躍動されるすべを、このピアニストを見にそなえている。

紛れもない詩情を奏でるピアニスト、大背戸亜紀子が、ぜひ広く知らせてほしい。

 

 

主な演奏歴

1997年 フルーティストのクラウディ・アリマーニとスペイン国内デュオツアーを行う。
1998年 鎌倉芸術館にて、カタロニア、南米のクラシック音楽を中心にソロ・リサイタルを行う。
1999年2月 津田ホールにて、二胡奏者馬尚華とのデュオコンサートに出演。
1999年9月 R’sアートコートにて、トゥリーナ没後50周年記念コンサートにソリスト、およびヴァイオリン、メゾソプラノとのデュオで出演。
2000年 ギタリスト村治佳織と、アランフェス協奏曲ギター&ピアノバージョンを共演。
2000年〜 ヴァイオリニスト三澤裕美子、トランぺッター/作曲家三澤慶、二胡奏者馬高彦、フルーティスト クリスティアン・プルヴィエ、吉田杏奈、クラウディ・アリマニー、工藤重典、メゾソプラノ柳貞子、バリトン根岸一郎、ヴォーカリスト吉岡小鼓音、作曲家新垣隆など良き仲間に恵まれ、コンスタントに演奏活動を行っている。(敬称略)

【最近の活動】
2014年2月 新垣隆指揮、編曲による(ピアノパートは作曲者オリジナル) 室内オーケストラ版モーツァルトピアノ協奏曲23番及びガーシュウィン ラプソディ・イン・ブルーを演奏。
2014年9月 新垣隆指揮、編曲による(ピアノパートは作曲者オリジナル) 室内オーケストラ版ラフマニノフピアノ協奏曲第2番を演奏。
2016年4月 白井英治氏のオーケストラ アンサンブル・ラディアントにて モーツァルトピアノ協奏曲12番を演奏。
2015年より フランス詩と音楽シリーズを バリトン 根岸一郎氏、 ソプラノ 盛田麻央氏とともに定期的に開催中。
2015年より 濱田滋郎先生による「スペイン音楽のたのしみ」シリーズを定期的に主催中。 
2016年より チェコ音楽シリーズを ヴァイオリニスト 山﨑千晶氏 と 定期的に開催中。

その他の活動は、informationをご覧下さい。

【演奏動画】
ピアノ協奏曲 no.1 no.2 no.3 no.4 no.5
室内楽 no.1 no.2
ピアノ・ソロ no.1

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