濱田先生のスペイン音楽のたのしみ第16回

濱田先生のスペイン音楽のたのしみ第16回

主宰しております「濱田先生のスペイン音楽の楽しみ」、お陰さまで16回丸四年を過ごし、昨日も和やかに開催されました。
 


 

次回から五年目、英知に富み、独特のユーモアを交えながらお話を進められる先生には、増々お元気でいていただきたいです。
 


 

昨日は、大ギタリストのセゴビア、グロンドーナ、ラッセルの数々の名演を通し、タレガに想いを馳せました。
 
また、本当に良い音のする蓄音機、貸主に本当に感謝です…と、目を輝かせながら先生ご自身の宝のSPをお掛けになり、一味も二味も(一癖も二癖も?)ある名演の数々をこの日もまた聞かせていただくことが出来ました。
 

個人的感想ではありますが、SPレコードを聞くことは、何ていうのかしら…ある種、現代にある普遍的価値観?で追求したものではない、一癖も二癖もある逸材音源が山のようにあって、まるで宝探しのよう。その音響は、歴史的機器やディスクといったハード面の面白さと相まって、人々に響く。そんなことのも一理あるかな…と、ふと頭をよぎりました。
 

私にとりましては、眼を瞑り自身のファンタジーを脳裏に拡げられるこの時間の、なんと愛おしいこと。佳き時間を、本当にありがとうございました。
 
次回は10月予定です。日時決定いたしましたら、こちらお知らせいたします。どうぞ、お楽しみに。
 
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当日、無茶ぶりにも関わらず、お客様でいらしたメゾソプラノ歌手の伊藤名佳子さんが、ファリャのナナをご披露くださいました。アンコール!の声も聞かれる中、その先はどうぞリサイタルへ(9/3(火)19時成城ホール)と、会場は穏やかな笑顔に包まれました。伊藤さん、快くお受けいただき、ありがとうございました。
 

7:32 AM , 30/07/2019 濱田先生のスペイン音楽のたのしみ第16回 はコメントを受け付けていません
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