昨日は10年続くVSJコンサートでした。
爽やかな五月晴れの一日、手塩にかけられた楽器の響きが奏でる音楽が、重要文化財フランク・ロイド・ライトの建てものに響き渡りました。
第13回チャイコフスキー国際コンクール ヴァイオリン制作部門で一位を取られた菊田浩さんを始め、日本の重要なヴァイオリン製作者の方々が手塩にかけられた楽器が一堂に会するイベント、一台一台の個性ある響きに演奏していても心揺さぶられるほどの大変興味深いものでした。
いつか、時間を見つけて、ブログに書き足します。
—–
ところで、あきこ先生のピアノが聞きたいと、足を運んでくださったMJ生ご家族がありました。何とも嬉しかったんですよ。ピアノ弾きにとっては、コンサートに足を運んでいただけることが何より嬉しいこと。ピアノ演奏は、その人の表現ですから、何度でも言ってしまいますが、本当に嬉しかった。
舞台から、ご両親のあいだにMJ生さんが見えた時、とても愛らしい気持ちになりました。そして、自身の演奏にも変化を感じましたよ。中でも、昨日の演奏曲の中のベートーヴェンのロンディーノ、そしてモーツァルトのロンドの音色や構造に、影響を受けた感性が表現に直結したように思います。嬉しい嬉しい変化でした。
重要文化財の「今でも現役で使われている」建物、一部の人しか入れない楽屋にご案内しましたよ。小さな扉、天井、趣のある椅子、机。Rさんは何を感じてくれたかな。将来にどのような思い出となったかな。
また、私の友人もサプライズで来てくださいました。嬉しかったなあ。
←前の投稿
→次の投稿
11:10 AM , 21/05/2018
芸術を生み出す手工芸品、楽器のヴァイオリン はコメントを受け付けていません