MJ大背戸は、今週木曜日に、ヴァイオリンとのDUOコンサートを控えています。
 
このコンサートは、今回はクローズド（ある団体様のみの会）で一般公開はありません。

一方で、このコンサートのために大曲づくしの演目を準備してきましたので、きっといつか、皆様に聞いていただきたい←などと、相方のヴァイオリニストと話していたばかりです。

ヴァイオリニストの相方は、長年ベルギー在住で主にヨーロッパを中心に活躍するヴァイオリニストの土倉政伸さん。古楽楽器、つまり、バロックヴァイオリンやビオラ・ダ・ガンバなどをもモダン・ヴァイオリンと合わせて専門に学んできた彼は、幅広い演奏解釈を持っています。そして、ヴァイオリンを後世に繋ぐ仕事をしているのはもちろんのこと、現地の学校で国語や算数を教えたりもしているユニークな人で、MJとは古くからの「知己」友になります。

彼との演奏は、阿吽の呼吸で成り立っているようです。彼の演奏は楽譜に忠実であり、緻密な構成が魅力です。それが、共に弾いていてひしひし、ビンビン伝わってきます。間の取り方ひとつとっても、陸上選手のゴール側のごとく0コンマ何秒という差で絶妙なタイミングを重ねてきます。それが、ものすごく惹きつけてやみません。

曰く、ずっと集中です。

さて、MJは、しもたか音楽祭頭との切り替えが、ネックです。なにしろ、コンサートの練習では、古典派、ロマン派、クライスラーの名曲の数々、ジョン・ウィリアムズの作品、日本の曲、それら時代を跨いだ大曲の数々を、この数日間行き来しているような状況です。ふと気づくと、家ではピアノの椅子に張り付いているような様子の日々。MJは、一公演で3キロほど痩せたことが記録で、とはいえ今回はそうはいかなそうですが、数キロ痩せるかな、と期待を寄せたりしています。

間も無くしもたか音楽祭です。その前に、一つ、ヴァイオリンとの調べを奏でてきます。とはいえ、気になる音楽祭（笑）。

応援、ぜひともよろしくお願いします。
 
＊おまけ
　本日リハーサルからの帰り道に見えた富士山の写真を。
　疲れがパーっとどこかへ行くようです。
　笹塚駅ホームからはっきり見える富士山、ご存知でしょうか？