明けましておめでとうございます。
年末年始いかがお過ごしでしたでしょうか。
 
MJの今年は、ピアノや音楽教育を通して、主にテクノロジーでは得られない部分を広く深く考えていきたいと思います。とはいえテクノロジー好きを自負するため、知るは足ると心がけて前述に尽くします。また、アートが社会に提供できる分野の一つとして為せる役割は、独自で大きいと感じています。それを教育としてどう活かせるかの考察も、引き続き続けます。

また、変わらない部分の再認識としては、MJの導きの根底にある音楽クリエイティビティや考え方を教育に生かし、ジャンルを超えた多面的な弾き方や聞き方を、学ぶ人々に提案し続けたいと思います。

ここでいう教育とは、MJにおいては相互であり、時には真っ直ぐであり斜めであり遠回りでもあり、常に柔軟でありたいと心がけます。

一方、MJでは、今年は巣立つ年長者学生の多い年を迎えるので、希望に乗せて彼らの巣立ちを見送ります。同時に、現在の学生、または新入会学生と学び合い、また新たに何かを始められるチャンスでもあると捉えています。全ての学生たちがアートを包括した人生を歩んでいけるように願いながら、学生たちとともに、MJらしく、進化していきたいと思います。

2024年もどうぞよろしくお願いいたします。

MJ 大背戸亜紀子