MJ主催 吉岡駿ピアノリサイタル

しもたか音楽祭初日昼。
MJ主催、自閉症と知的障害を持つ吉岡駿さんのピアノリサイタルが、満場のお客様をお迎えして開催の運びとなりました。ピアノと一体となっている駿さんの身体、一気に流れゆく曲の潮流、それは駿さん独特のものでした。大曲ばかり一時間超え、そのコンサートを聞く会場の人々の驚きの表情、そして集中力。そこには確かな「希望」がありました。
 


 

駿さんの演奏もさることながら、お客様が、前列に座っていたMJの子どもたちを見て、何だろうこの子達の集中力は、人の演奏を聞く姿勢は…と驚いていらっしゃいました。
 


 

終演後は、お客様には駿さんとのハイタッチでお帰りいただきました。ご覧ください、もの凄く大きい手のひらと、長い指を持つ駿さんの手。
 


 

コンサートにお出かけくださった皆さま、ぜひ感想をお寄せください。吉岡駿さんのご家族にお伝えしたいと思います。
 

ご来場いただき、ありがとうございました。
 

ところで、朝から終演後の片付けまで、準備からステージマネージャー/スタッフ仕事まで、と共にコンサートを創り上げたMJの子どもたち、お疲れさまでした!この仕事は、ピアノ演奏者としての気持ちを持ちながら、会を作り上げる側の経験を通して、一つのプロジェクトを仲間と共に作り上げていく意味を持ちます。その経験は、彼らにとって必要な佳き糧となること、と、確信しています。次回は、自身も演奏者の発表演奏会で、準備段階からその体験を得ていきます。
 

終演後のMJ打ち上げは、スタッフのMJの子どもたち全員と、フルーツパーラーで美味しく舌鼓を打ちました。話して、笑って、よく食べて。脳と身体の佳き疲れに、甘いものが染み渡りましたね!
 

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9:36 AM , 29/10/2017 MJ主催 吉岡駿ピアノリサイタル はコメントを受け付けていません
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