Paella Simotaka 10/15ライブの秘密?

音楽家にとってリハーサルは最も面白い時間でありますが、昨日はリハ中泣きそうだったというフラメンコギタリストと相棒のヴァイオリニストとパリージョパロマ(カスタネット)の演奏に、心底気が打たれました。それを導き出す「詩」の深く静かな朗読は、場をアンダルシアへと誘います。
 


 


 

私は、今回の公演は楽器に制限のある中でのおそらく本邦初演?ぐらい知られざる名曲のソロ演奏、という穴場的ポジションを務めます。その演奏曲を昨日のメンバーと演奏シェアすると、感性がバブルのようにはじけてくるのです。不思議なメンバーです。
 

この秋、もし、何かふと思うところがあったり、悲しみなど深い感情の内にいる自分を感じている方がいらしたら、このコンサートはきっと内なる何かが弾けてくるのでは…と思います。それはなぜだか、秘密にしておきたいぐらい。多分、愛があるんだと思います。
 

美味しいもの、つくります。トルティージャはいかが?ポリョはいかが?
 

愛のあるコンサート、いたします。ファルーカはいかが?グラナダの丘に響き渡る鐘の音はいかが?
 

魅せます。いろいろなみなさん、ぜひぜひ!
 

◆◆◆◆◆
 

「すべては、土から生まれる。」
音楽も、舞踊も、食べ物も。
何百年も前に人々が文明の種を植えたヨーロッパ大陸の西の果て、イベリア半島。
その種から咲いたさまざまな花を、時に土の薫りの根をつけたまま、時に洗練された衣をまとわせて、今宵一皿に載せて差し出します。
飾りも何もありません。
どうぞ心ゆくまで召し上がれ。
 

〜プログラム〜
 

◆サラサーテ:アンダルシアのロマンス(ヴァイオリン、ギター)
◆トルドラ:アヴェ・マリア(ヴァイオリン、ピアノ)
◆ファリャ-クライスラー:スペイン舞曲第1番(ヴァイオリン、ギター、カスタネット)
◆グアヒーラ(バイレ、ギター、カンテ)
◆カタロニア民謡:鳥の歌(ヴァイオリン、ピアノ)
◆ファリャ:アストゥリアーナ〜7つのスペイン民謡より〜(カンテ、ピアノ)
◆バリオス:アルバイシネーラ
      アルカイセリーア  
      アレグレット・グラシオーソ(以上 ピアノ)
◆シギリージャ(ギター)
◆セビジャーナス・デ・オブレゴン(カンテ、ギター、ピアノ、カスタネット、ヴァイオリン)

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11:21 AM , 12/10/2017 Paella Simotaka 10/15ライブの秘密? はコメントを受け付けていません
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